・和声法(コード進行法)
全ての基礎となる科目です。和音進行の仕組みを、表面的には理論的に学ぶ科目ですが、感覚的に会得することを最終的な目標としています。
対位法(メロディーの作り方)にも繋がり、作曲・編曲の全ての基礎となる教科です。
テキストは、島岡譲 著「和声 - 理論と実習 1巻〜3巻」(音楽之友社)、もしくは林達也 著「新しい和声」(アルテスパブリッシング)を使用します。
どちらも音楽大学・音楽高校の教科書に採用されています。
・対位法
対位法とは2つ以上の旋律を重ね合わせる技法です。和声法と並び、重要なテクニックの一つです。J.S.バッハのフーガは対位法を使って書かれていることで有名です。音大受験を考えている方にはフーガを書けるようになるのが最終目標ですが、そうでない方もある程度理解していると作曲・編曲の手助けになります。
・課題作曲
初めての作曲・編曲の場合、白紙の状態から書き上げるのは大変な作業です。どのように進めればよいか、みなさんが悩む点かと思います。
ある程度のテーマに沿って書き進めることによって、コツを掴む事が重要です。同様の科目が音大受験にも課されますので、対策としても有効です。
ex) モチーフを元に、ピアノ小曲を作曲
ex) ピアノソナタを弦楽四重奏に編曲
ex) 既存の楽曲を、アレンジしなおして音源化する
習熟度や希望に応じて、自由に作曲・編曲も可能です。初心者の方でも、サポートを受けつつ作品を作り上げることができます。
作品の質を向上させるために、このカリキュラムを段階的に取り入れて指導いたします。
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